2023年5月8日に新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが、これまでの「2類相当」から季節性インフルエンザなどと同じ「5類」へ移行する。実に約3年間にもわたって人々の行動は制限されてきたが、ようやく解除となる。
コロナ禍による長期の移動の制限・自粛はICTの社会浸透とリモート化を促進し、新たな行動様式をもたらした。人々の価値観も大きく変化し、リアルな行動の良さ・価値を再確認させる機会にもなった。行動機会の創出に関して、従前と異なる新たなフェーズに突入したといえよう。
旅行需要では、その兆候がじわりと表れ始めている。観光庁の「宿泊旅行統計調査」によると延べ宿泊者数は、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が解除されるたびに回復に転じ、「全国旅行支援」が導入された2022年10〜12月の日本人延べ宿泊者数は2019年同月比で104.1〜107.8%とコロナ禍前を超える水準まで回復している※1。
コロナ禍による長期の移動の制限・自粛はICTの社会浸透とリモート化を促進し、新たな行動様式をもたらした。人々の価値観も大きく変化し、リアルな行動の良さ・価値を再確認させる機会にもなった。行動機会の創出に関して、従前と異なる新たなフェーズに突入したといえよう。
旅行需要では、その兆候がじわりと表れ始めている。観光庁の「宿泊旅行統計調査」によると延べ宿泊者数は、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が解除されるたびに回復に転じ、「全国旅行支援」が導入された2022年10〜12月の日本人延べ宿泊者数は2019年同月比で104.1〜107.8%とコロナ禍前を超える水準まで回復している※1。