企業において、生成AIはさまざまな用途での活用が期待されている。無料で利用できる製品を使うだけでも、多くの日常業務に役立つ。社外情報の収集に始まり、メール文案作成や通達の添削、議事録作成、企画立案など、枚挙にいとまがない。全社員が使える可能性があることもあって、導入効果は極めて大きい。
当社は2023年6月に「ChatGPT緊急アンケート調査」を実施した。売上高100億円以上の大企業でデジタル変革(DX)推進に関わる社員902人を対象とし、全員から回答を得た。
デジタル技術への感度が高いと思われる回答者のうち、ChatGPTについて「理解している」の57%と「聞いたことがある」の36%を合わせると、9割強が認知している。また19%が、仕事で実際に利用した経験があると答えた。
「仕事に利用したことがある用途」の内容はさまざまであった(図1)。最も多かったのが、ウェブ検索代わりの「外部情報収集」の53.8%だった。生成AIらしい使い方として、「文章要約・翻訳」48.6%、「レポート作成」40.5%が続く。「議事録作成」「営業資料・パンフ作成」「企画書・稟議書作成」なども30%弱だった。多様な活用法を社内で実際に試している様子がうかがえる。
ChatGPTに限らず、最近では米MicrosoftのOffice製品や検索サービスなど、普段から利用するITツールにも生成AIが活用されている。企業内の生成AI利用はさらに増えるだろう。
当社は2023年6月に「ChatGPT緊急アンケート調査」を実施した。売上高100億円以上の大企業でデジタル変革(DX)推進に関わる社員902人を対象とし、全員から回答を得た。
デジタル技術への感度が高いと思われる回答者のうち、ChatGPTについて「理解している」の57%と「聞いたことがある」の36%を合わせると、9割強が認知している。また19%が、仕事で実際に利用した経験があると答えた。
「仕事に利用したことがある用途」の内容はさまざまであった(図1)。最も多かったのが、ウェブ検索代わりの「外部情報収集」の53.8%だった。生成AIらしい使い方として、「文章要約・翻訳」48.6%、「レポート作成」40.5%が続く。「議事録作成」「営業資料・パンフ作成」「企画書・稟議書作成」なども30%弱だった。多様な活用法を社内で実際に試している様子がうかがえる。
ChatGPTに限らず、最近では米MicrosoftのOffice製品や検索サービスなど、普段から利用するITツールにも生成AIが活用されている。企業内の生成AI利用はさらに増えるだろう。
[図1] ChatGPTを仕事で利用したことのある用途