国際社会において気候変動対策は急務であり、日本においても2030年までの温室効果ガス排出量46%削減や、2050年までのカーボンニュートラル達成など、脱炭素化に向けた目標が発表されている。当社は、2050年カーボンニュートラルの達成に向けて、①需要側の行動変容、②電力部門の早期ゼロエミッション化、③戦略的イノベーションの推進、が重要と考えている。海に囲まれた日本において、洋上風力は②の電力ゼロエミ化に大きく貢献する重要電源である。
本コラムでは、2020年12月に発表された「洋上風力産業ビジョン(第1次)」※1における3つの目標を概説するとともに、本目標の達成と洋上風力の導入加速化に向けて官民が持つべき視点を提言する。
本コラムでは、2020年12月に発表された「洋上風力産業ビジョン(第1次)」※1における3つの目標を概説するとともに、本目標の達成と洋上風力の導入加速化に向けて官民が持つべき視点を提言する。