飯田一弘 氏/ミテモ株式会社 取締役
「自ら考え、自律的に行動できる人を増やす」をテーマに、レゴ®ブロックを用いたレゴ®シリアスプレイ®など、ワークショップ型の教育研修プログラムの企画開発・ファシリテーターを担当。
飯田:こんにちは、飯田です。
橋本:三菱総合研究所(以下、MRI)では組織関連のコンサルティングの一環で、ワークショップ(以下、WS)などを企画しているのですが、ここ最近、“普段とは明らかに頭の使い方が違う方法”が取り込めないかなと思っていて、そんな時に上司から「LSP、面白かったよ」と言われたのがミテモさんとコラボするきっかけでしたね。
飯田:嬉しいですね。MRIさんでは管理職向けにWSを実施させていただいたので、その時に関心をもってもらえたのだと思います。
そのあと橋本さんからいただいたご相談が「右脳と左脳をかけあわせたWSをやりたいんです」という内容で、正直、なんじゃそりゃと(笑)。でも、その切り口が面白そうだなと思って、ご一緒するに至りました。
橋本:MRIっていろんな方々とディスカッションする機会が多いんですよ。社内はもちろん社外の方とも。そういう場面で思うのが、「発想」の部分に苦手意識をもつビジネスパーソンが非常に多い。例えば、ブレストが始まって「付箋に意見書いて出しましょう」と言うと、三つくらいまではなんとか出るけど、あとはもう苦悶の表情。もちろん、ポンポン出る人もいますよ、10個とか20個とか。でも多くは苦悶型。
で、どちらのタイプも気持ちよくアイデアを出せて、お互いが引け目なく対話できるような手法はないかなと。それで飯田さんのLSPを知って、これは特に苦悶型がアイデアを出すのをサポートしてくれるんじゃないか、と思って相談しました。
このあたりで読者の皆さんに、LSPをご紹介いただけますか?