新型コロナウイルス感染症の影響で1年延期となっていた、アラブ首長国連邦(UAE)での「2020ドバイ国際博覧会」が無事閉幕した。会期は2021年10月1日~2022年3月31日だった。「心をつなぎ、未来を創る(connecting minds, creating the future)」をテーマに「サステナビリティ」「モビリティ」「オポチュニティ」の3つのテーマ別パビリオンを設置し、万博史上最多となる192の国と地域が参加した中東・アフリカ初の開催となった。本コラムでは万博会場での環境配慮の取り組み、また、そこから見える中東の環境意識の変容を取り上げる。
UAEを含む中東ではドバイ万博開催を契機に環境意識が芽生え初めており、今後日本の環境行政のノウハウや経験が貢献できる可能性が高まる。
UAEを含む中東ではドバイ万博開催を契機に環境意識が芽生え初めており、今後日本の環境行政のノウハウや経験が貢献できる可能性が高まる。