21世紀に入り、少子高齢化、エネルギー・環境問題、都市と地方の格差など社会課題が顕在化する中、大量生産で物質的な豊かさを目指す工業化社会モデルは有効でなくなり、従来とは視点を変えた新しいモデルが求められる時代となった。プラチナ社会は、健康寿命が延び価値観も多様化した21世紀に目指すべき、モノに加えてココロも豊かにする持続可能な新しい社会モデルであり、人生100年時代への対応や1億総活躍社会などの国の動きにも符合したものである※1。
当社は2010年に プラチナ社会研究会(http://platinum.mri.co.jp/)を設立、500以上の産官学の会員との議論、共創を通じて、プラチナ社会構想の実現に向けた取り組みを続けてきた。研究会は、自治体・官庁172、民間企業197、大学など135という構成からなるプラットフォーム組織で、都道府県・政令市の7割、全自治体の1割をカバーしている。産官学のバランスのとれた組織で、まちづくり・産業・ライフスタイルなど、さまざまな分野で分科会・プロジェクト活動に取り組んできた(図1)。
当社は2010年に プラチナ社会研究会(http://platinum.mri.co.jp/)を設立、500以上の産官学の会員との議論、共創を通じて、プラチナ社会構想の実現に向けた取り組みを続けてきた。研究会は、自治体・官庁172、民間企業197、大学など135という構成からなるプラットフォーム組織で、都道府県・政令市の7割、全自治体の1割をカバーしている。産官学のバランスのとれた組織で、まちづくり・産業・ライフスタイルなど、さまざまな分野で分科会・プロジェクト活動に取り組んできた(図1)。