当社は2022年12月、前年に続いて「DX推進状況調査」※1を実施した。課題解決に向けた処方箋の概観を考察すると前回との差異として、デジタル技術を活用した新たな価値の創造を指す「ビジネス変革」の段階に至った企業層が33%と5%ポイント増加した一方、「データ化・オンライン化」段階にとどまる企業は30%と変動がなかった。
ビジネス変革層がジワリと増えつつ、取り組みに苦戦する企業との2極化傾向も見られた。
ビジネス変革層がジワリと増えつつ、取り組みに苦戦する企業との2極化傾向も見られた。
※1:直近一年間の売上高が100億円以上の1,000社を対象に2022年12月実施。
※2:「DXジャーニー®」では①UX(顧客体験)、②オペレーション、③ビジネスモデル、④システム、⑤組織の5軸をもとに設計。
※3:組織にとって最重要である売上高・利益増に関することや、社員の共感を得やすい業務負担軽減に関することなど。