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10年先の未来を見通し、
革新的イノベーションを生み出す

PERSON 05

山越 理央

MASAO YAMAKOSHI

経営イノベーション本部

キャリア入社

Career Path

現在の仕事内容について教えて下さい。

長期ビジョンを策定し、企業のあるべき姿を示す

経営コンサルタントとして、さまざまな業界企業の長期ビジョンや全社戦略および事業戦略の策定、新規事業の開発などに取り組んでいます。当社は国内トップクラスのシンクタンク機能を有することから、足元だけではなく、5~10年先の中長期的な政策動向や技術動向を詳細に把握しています。そのためお客様からは、10年先の企業のあるべき姿や進むべき方向性を明確に示す長期ビジョンの策定、経営戦略の柱となり得る新規事業の開発といった未来志向の案件をご相談いただくことが非常に多いです。

先述の業務と並行して、現在三菱総研内部の事業改革リーダーとして、次世代のコンサルティング・サービスの開発や異業種との連携、新卒・全社研修の品質向上および充実化などを推進しています。最近ではデザインファームと連携し、企業経営にデザイン思考や感性を取り入れることで、これまでにない企業変革を推進するためのコンサルティングを手がけています。また、それに関連した社外のイベントに登壇する機会も増えています。

どのようなところに仕事のやりがいや難しさを感じますか。

強い意志をもって、主体的に取り組むことができる

一般的な外資系コンサルティング会社と比較して、三菱総研では入社数年目の若手社員でも、自ら意思をもって「自分の名前で仕事をする」ことが可能です。それが大きなやりがいにつながっています。多くのコンサルティング会社は、「パートナー」と呼ばれる40~50代の上長がお客様に対して営業や案件提案を行い、案件受注後は30~40代のマネージャーによってプロジェクトの管理と遂行がなされます。一方、当社では、20代の若手社員であってもお客様に直接提案できる機会があります。

与えられた仕事を単にこなすのではなく、強い意思と情熱をもって主体的にプロジェクトを推進する環境は、常に責任が伴います。厳しい場面も少なくありません。しかし、そうした責任があるからこそ、高いモチベーションを維持しながら楽しく働くことができています。自らが企画・提案・受注した案件を、自らの手で仲間とともに推進する。三菱総研で働く一番の醍醐味だと思います。

三菱総合研究所に入社を決めた理由は何ですか。

従来の延長線上にない、新たな事業を創出したい

“ワクワクする仕事”に挑戦したかったからです。私は新卒で外資系コンサルティング会社に入社し、お客様の短期的な業績改善を目的に、既存事業のリストラクチャリングなどに取り組みました。次第に、5年後や10年後を見据えた、従来の延長線上にない全社レベルでの改革や、経営戦略の柱となる新規事業の開発に取り組みたいと考え、転職を意識するようになりました。

「自身の専門性の幅を広げたい」という想いも強かったです。多岐にわたる業界企業の多様な経営課題解決に貢献でき、かつ成長機会の豊富なコンサルティング会社で働きたいと考えていました。三菱総研は、他社と比較しても中長期的な未来志向の案件が多く、組織も業界×機能のマトリクス組織ではありません(金融機関向けのコンサルティングチームを除く)。これらの特徴を踏まえ、ここでなら自分のやりたいことを中心として幅広い専門性を獲得できると感じ、入社を決意しました。

三菱総合研究所の企業価値を、どのような点で感じますか。

未来を洞察する、豊富な知見

「未来志向」のコンサルティングができる点です。お客様の10年先の経営を支援できるコンサルティング会社は三菱総研の他にはないと考えています。なぜなら、シンクタンクとコンサルティングという2つの機能を併せ持つ当社には、将来の政策動向や技術動向といった、未来を洞察する上で必要不可欠な知見が豊富にあるからです。当社は日本を代表するシンクタンクとして官公庁の仕事に数多く取り組んでおり、その中で国内外の政策動向や先進的な技術動向に関する深い知見を蓄積しています。

独自の分析ツールや分析ノウハウを駆使して生活者動向や業界動向を深く把握しているため、明確な根拠をもって10年先の未来を見通すこともできます。シンクタンクとコンサルティングの圧倒的な強みを活かせるからこそ、三菱総研には中長期的な未来志向の案件が多いのだと思います。

今後どのような仕事に挑戦したいですか。

官民共創で、日本社会を変えていく

革新的イノベーションを実現する仕事に、官民共創で挑戦し続けていきたいです。民間企業の新規事業開発など、世の中を大きく変え得る革新的イノベーションは、必ずしも既存の制度上で実現されるのではなく、制度改革とセットで実現を目指す場合が多いです。これからも、シンクタンクと連携して官公庁に働きかけながら、革新的イノベーションを数多く実現させたいと考えています。また、この官民共創による取り組みは社内外で注目を集めており、エネルギーやヘルスケア・ウェルネス、次世代インフラ、食農などの分野で実績が増えています。

事業改革リーダーとして三菱総研内部で推進している活動(次世代のコンサルティング・サービスの開発や異業種との連携、新卒・全社研修の品質向上/充実化など)も着実に実現し、当社の企業価値向上に貢献しながら、自分自身も新たな専門性を獲得していきたいと思っています。

仕事での主な1日の流れを、具体的に教えて下さい。

One day Schedule

Off Scene

趣味/オフの過ごし方を教えて下さい。

休日は家族水入らず、愛する妻と子どもたちと一緒に買い物に出かけたり、美味しいごはんを皆でつくって食べたりしています。家族と過ごすひと時が仕事への活力になっており、3歳の娘と1歳の息子の成長に日々驚きながら、自分も子どもたちに負けないよう自己研鑽に励んでいます。当社では、コンサルティング業界では当たり前とも言える休日出社が滅多になく、オンとオフのメリハリある日々を過ごせています。

社員の所属部署等は取材当時のものです