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CROSS TALK 02

女性社員座談会

自分だけの経験を生かし、
私らしく歩んでいく

仕事内容や働き方、そして実現したい目標──。
三菱総研で働く女性社員は、それぞれに明確な思いを持って入社し、今も最前線で活躍しています。
バックグラウンドの異なる4名に率直な思いを聞きました。

“やりたいこと”を実現できる会社

『三菱総研への入社を決めた理由を教えてください』

瀧田学部から修士にかけて情報工学と知識科学を学んできたこともあり、ITシステムや制度を作り、社会へ実装していく仕事がしたいと思っていました。そのため、シンクタンクやコンサルティング、SIerなどのインターンシップに可能な限り参加しました。ただ、こういった業界は体育会系でバリバリ仕事をするイメージがあったので、体力にあまり自信がない私がやっていけるのか、不安もありました。

加藤その中で、なんで三菱総研を志望したんですか?

瀧田一番波長が合っていると思ったからです。先輩社員と話しても過度に緊張することなく、自分のことを受け入れてくれる姿勢に温かさを感じました。あと「THE 体育会系」という雰囲気はなく、人それぞれに好奇心ややりがいを持って働いている姿に憧れを抱きました。

武部私はキャリア採用で三菱総研に入社しました。前職はメーカーの技術系職種として工場で働いていましたが、結婚をきっかけに全国転勤の可能性がある仕事を続けるのは難しいと思い、転職を考えるようになりました。

加藤メーカーだと工場もいろいろなところにあるだろうし、転勤も多そうですね。

武部はい。共働きで仕事も育児も夫婦で平等に分担するというのが理想だったので、全国転勤の可能性があると、それは現実的ではないなと……。三菱総研で働く知人がいるのですが、その人はリモートワークや裁量労働制を活用しながら時間と場所を自分なりに調整しながら働いていました。それを見て「ここでなら!」と思ったんです。面接が進む中で、実際に子育てしながら働く女性社員と話す場を設けてくれました。その丁寧な対応も嬉しかったです。

加藤仕事面で三菱総研を選んだ理由は何ですか?

武部前職では生産技術部門に所属して、自社の様々な課題解決に取り組みました。非常にやりがいのある仕事でしたが、いつしか自社だけでなく、多岐にわたる企業の課題解決に挑んで自分の視野や知見を広げていきたいと思うようになりました。そして三菱総研でなら、それが叶えられると感じました。

加藤やりたいことが三菱総研でなら実現できる。私も同じ思いを持って入社しました。私は新卒から7年ほど、独立行政法人で中小企業やベンチャーを対象にした新規事業開発コンサルティングに取り組みました。経験を積んでいくうちに、もっと社会インパクトの大きいプロジェクトを手掛けてみたいという思いが強くなってきて転職を考えました。三菱総研が進めている未来共創イニシアティブというオープンイノベーションプラットフォームなら、その思いを実現できると思いました。

岡田オープンイノベーションは多くの企業で注目されていますが、中でも三菱総研を選んだ理由はあるんですか?

加藤事業会社だと、自社の事業シナジーや強みが発想の起点になります。でも、もっと高い視座から挑戦したいという思いが強かった。三菱総研は社会課題の解決に寄与することを重要視していて、世の中のトレンドや社会情勢を見ながら必要なものを提案しています。政策支援など国をはじめとした公的機関をサポートするプロジェクトも数多く手掛けています。そこが面白そうだと感じました。岡田さんは、どんな理由で三菱総研を選んだんですか?

岡田実は私、三菱総研に再入社しています。いわゆる「アルムナイ」ですね。新卒で一度、三菱総研に入社しました。公共事業などの事業評価に取り組みましたが、配偶者の海外転勤を理由に退職しました。それからは出産を機に仕事から離れたり、他社で働いたりと様々な経験をしました。三菱総研を退職してから十数年が経ち、2019年に昔の同期と再会したことが再入社のきっかけです。「再入社制度ができて復帰しやすくなっているからどう?」と。年齢的にも転職するには最後のチャンスになるだろうし、三菱総研ならこれまで経験してこなかった領域にも関わるチャンスがあると考え、思い切って決めました。

それぞれの「社会課題解決」

『現在の仕事内容とそこで感じているやりがいについて教えてください』

岡田三菱総研の地域課題解決型デジタル地域通貨サービス「Region Ring®」事業に携わっています。地域に対して、健康増進や働き方支援、SDGs活動支援など新しいアクションを創発し、地域課題解決や地域活性化を目指したサービスです。デジタルプラットフォームを使って民間や自治体向けのポイント事業を手掛けています。

加藤面白そうですね。具体的にお聞きしたいです。

岡田事例としては大手町・丸の内・有楽町で実施した「大丸有SDGs ACT5」(※1)が挙げられます。「ACT5メンバーポイントアプリ」を開発し、健康増進のために一定歩数以上歩くとポイントが付与されるなど、利用者の意識やSDGs活動の変容を後押ししています。社会課題解決に貢献できているという実感もあり、やりがいがあります。加藤さんのお仕事も教えてください。

加藤私が企画・運営に参画している未来共創イニシアティブは、社会課題をビジネスで解決したいという思いを持つ大企業や自治体、スタートアップが一緒に事業開発に取り組むプラットフォームです。

岡田具体的にはどんなことをしているんですか?

加藤毎年国内外の重要な社会課題を抽出・リスト化し、その解決策であるビジネスアイデアを「ICF Business Acceleration Program 2023」にてスタートアップから募集します。事業性や社会へのインパクトなどの基準から絞り込んでいき、優秀なアイデアについては三菱総研の研究員が事業化支援および共創事業検討を行います。共創事業の一例として、女性ミドルキャリア向けのリカレント教育事業を、大学やヘルスリテラシー向上を目指すスタートアップと検討したり、地域課題解決事業を商店街や生成AIスタートアップと検討しています。

瀧田多くのスタートアップと関わったり、先端技術に触れたりできるのは面白そうですね。

加藤自分では考えられないような視点の発想に触れられる環境は楽しいし、刺激があります。

瀧田私は予防接種事務のデジタル化に取り組んでいます。現在、予防接種における業務のほとんどは紙で行われています。この一連の流れをデジタル化し、かつ集計した情報を今後の研究に役立てられるように公式なデータベースを作ろうというのがプロジェクトの目的です。

加藤ヘルスケア分野は社会的にも注目されているし、医療業界の事務作業はデジタル化があまり進んでいないので貢献度は高そうですね。

瀧田はい。医療機関や自治体の方々にヒアリングしたり、医療現場へ行って診療室の状況を見たりしていますが、その都度新しい発見があって面白いです。細かい情報を積み上げながら実効性の高い提案をしていくことが、社会実装のために重要なのだと感じています。

武部私は製造業を中心に新規事業の立案や戦略の策定、保有技術を生かす技術戦略などのコンサルティングを担当しています。お客様の方で実行したいビジネスのイメージがすでにあり、私たちがその支援を行う場合もありますし、お客様の技術や強みの抽出から、企画・提案、そして実現までを担うケースもあります。

加藤前職で今やられているような新規事業企画の経験はあったんですか?

武部いえ、ありません。未経験からのスタートだったので苦労はありました。お客様に対して三菱総研としてどのような価値を提供できるか、答えがなかなか見つからず……。それでも少しずつ自分の引き出しが増えていると実感できるので、それがやりがいにつながっています。

ジェンダーを意識せずに働くことができている

『三菱総研への入社を考えている人に向けてアドバイスやメッセージはありますか?』

武部やりたいことを実現しやすい会社だと思います。私自身、転職の採用試験を受けたのは今とは異なる部署でした。でも、面接で私のやりたいことを聞いた人事が次の面接で希望に合った部署に切り替えてくれました。働いていても、社員一人ひとりの主体性を尊重してくれる文化を感じています。ぜひ、皆さんのやりたいことを三菱総研で実現していただけたらと思っています。

瀧田現状では、女性社員よりも男性社員の方が多いです。でも、働いていて女性・男性の差を感じたことは一度もありません。三菱総研は働き方に関する様々な制度が整っています。リモートワークなどを活用しながら自分のペースで働くこともできますし、若いうちはバリバリ仕事をしたいという考えの人なら、そういった働き方もできると思います。

加藤私もジェンダーを気にしたことはありません。業務の割り振りも、性別に関係なく実績などで総合的に判断されます。私自身、MBA取得制度やリモートワークを有効活用してMBAを取得しました。瀧田さんが言うように、やりたいことを実現しやすい環境が整っていると思います。

岡田キャリアパスについても、細かく、何度も聞いてくれる会社です。なので、自分が目指したいものがあるなら、希望に沿ったキャリアを築いていけると思います。それに、出産や育児で一度仕事を離れることがあっても、私のように戻ってくることもできます。とても選択肢の広い会社だと思いますよ。

すべての知識・経験が輝く場所 今回登場した社員4名。彼女たちはそれぞれに異なるバックグラウンドを持っています。本ページで最も伝えたかったことは、三菱総研では性別やバックグラウンドを問わず、一人ひとりが自らの強みを生かして活躍できるということ。「生かせない知識や経験は一つもない」。広く社会課題解決に取り組む三菱総研だからこそ、そう胸を張って言えます。ぜひ、皆さんの自分だけの強みを、三菱総研で生かしていただきたいと思います。(人事部 採用担当) ※1)『大丸有SDGs ACT5』…『まちづくり×SDGs』という新たな取り組みです。日本を代表するビジネス街であるとともに、商業、文化、宿泊など多様な機能とにぎわいがあふれる大丸有エリア。ここに集まる多様な資源をオープンリソース型で掛け合わせて、人と人、知と知の統合によって社会課題の解決を目指しています。

社員の所属部署等は取材当時のものです