コロナ禍により移動需要は減少、鉄道事業者の売り上げは落ち込んでいる。短期的に見れば、需要回復を待つ間、徹底的な効率化によるコストダウンなど、業績回復に向かうための施策が必須である。しかし同時に、コロナ禍によって想定外に急加速した鉄道需要の質的な変化を見過ごしてはならない。
本連載ではこれまで、消費者向けおよび企業向けのアンケートを通じてポストコロナにおける鉄道需要の変化を考察してきた。連載最終回となる本稿では、鉄道事業者がこの鉄道需要の質的な変化に適応するための方策を提言したい。
※本コラムは「JRガゼット2021 年8月号」(交通新聞社)に寄稿した「ビジネスモデル転換に向けた試論~個に向けたサービスの時代へ~」をベースに編集・加筆したものである。
本連載ではこれまで、消費者向けおよび企業向けのアンケートを通じてポストコロナにおける鉄道需要の変化を考察してきた。連載最終回となる本稿では、鉄道事業者がこの鉄道需要の質的な変化に適応するための方策を提言したい。
※本コラムは「JRガゼット2021 年8月号」(交通新聞社)に寄稿した「ビジネスモデル転換に向けた試論~個に向けたサービスの時代へ~」をベースに編集・加筆したものである。