次に大丸有SDGs ACT5 の目的であるSDGs活動の増加という点に関するアンケート結果を見ると、「活動が習慣化した」「活動機会が増えた」と回答した人は約75%であった(図表3)。こうした回答者のうち、6割を超える人が「ACT5歩数チャレンジへの参加」がSDGsに貢献する活動機会が増えたきっかけになったと回答した(図表4)。
この点については、第2回コラムで紹介したアプリ利用者の特徴に基づくセグメント遷移の傾向においても、歩数チャレンジ(8,000歩/日)経験者の方が、未経験者よりも、SDGsに関する活動やイベントに複数回参加する層に移行しやすいという結果が確認されている。
図表3 大丸有SDGs ACT5への参加を通じたSDGsに貢献する活動に対する変化
出所:三菱総合研究所
図表4 活動増加者のSDGsに貢献する活動機会が増えたきっかけ(複数回答)
出所:三菱総合研究所