水不足をはじめ土地利用、資源、それに生物多様性への影響などわれわれの生活を脅かすまでの存在となりつつある。食料需要の増加が見込まれる中、恐れるべきは「まかなえなくなる危機」ではない。「まかなえるように作り続けてしまった結果、地球の限界が訪れること」が危機の本質だ。環境面への危機に加え、人権や栄養など社会課題に対応する策としてフードテックへの期待が高まっている。
※1:OECD Environmental Outlook to 2050(2012)
※2:独立行政法人 エネルギー・金属鉱物資源機構「鉱物資源マテリアルフロー 2021 リン(P)」
https://mric.jogmec.go.jp/
※3:独立行政法人 エネルギー・金属鉱物資源機構「鉱物資源マテリアルフロー 2021 カリウム(K)」
https://mric.jogmec.go.jp/
※4:FAO 「State of the World’s Biodiversity for Food and Agriculture」
https://www.fao.org/
※5:環境省「令和5年版 環境・循環型社会・生物多様性白書」第1章 気候変動と生物多様性の現状と国際的な動向
https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/r05/html/hj23010101.html(閲覧日:2023年8月22日)
※6:JAICAF 公益社団法人 国際農林業協働協会「要約版 世界の食料安全保障と栄養の現状(2022年報告)」
https://www.fao.org/3/cc0640ja/cc0640ja.pdf(閲覧日:2023年8月22日)
※7:一般社団法人 日本肥満症予防協会「ニュース 世界肥満デー 世界の20億人が肥満か過体重 2025年までに世界の成人の5人に1人が肥満に」
http://himan.jp/
※8:農林水産省「食育の推進に役立つエビデンス(根拠)」
https://www.maff.go.jp/
※9:農林水産省「アニマルウェルフェアに関する飼養管理指針」
https://www.maff.go.jp/j/chikusan/sinko/230726.html(閲覧日:2023年8月22日)
※10:農林水産省「食料・農業・農村政策審議会基本法検証部会」
https://www.maff.go.jp/